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イチノミアンナイト6夜
DSC02242.jpg 西王母  江戸時代  狩野春信筆

今中東で民衆が怒っています。人はいつも富を独占したいと思っています。
少なくとも他の人より多く持っていようと日夜努力します。
けれども冷蔵庫のない時代の魚は、大量に持っていても腐るだけです
野菜も果物も肉類も、同じです。
唯、お金となると話は別です。
お金は世界中の人たちに、差別を生みだしてきました。
人間にとってお金は、水や空気のように、必要不可欠のものでしょうか?
いつか人類は、お金を捨てるのでしょうか?
と、、、変なことを考えています。
話は全く変わりますが、西王母という名前をきいたことがありますか?
中国の伝説の山、崑崙山、に住む最強の女神の名前です。
、その昔は、死の女神と考えられていましたが、漢の時代には、永遠の命を授ける、美しい女神として、言い伝えられるようになりました。
西王母は{蟠桃園}という桃園を持っていましたが、その桃は、3000年に一度花が咲き、6000年に一度実がなります。
運よくその桃を食べることができると、不老不死の体になると言い伝えられていました。
西王母の神仙思想から、桃はますます神格化されます。
西遊記の蟠桃園、陶淵明の桃花源記、劉義慶の幽明録。
日本では、古事記、桃太郎伝説、と語り継がれることになります。
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【2011/01/31 20:21】 | 未分類
イチノミアンナイト5夜
DSC02240.jpg 山梨の冬 花桃園から大菩薩峠を望む

桃夭  詩経  周南
桃の夭夭たる  灼灼たる其の華  之の子干に帰がば  其の室家に宜しからん
桃の夭夭たる  有蕡たるその実  之の子干に帰がば  其の家室に宜しからん
桃の夭夭たる  其の葉蓁蓁たり  之の子干に帰がば  其の家人に宜しからん
桃の若々しく、燃え立つように輝き、咲き乱れるその華、この子がお嫁に行ったら、夫とうまくいくだろう。
この詩には、一族に嫁す女性の誇りと、育てた親の愛情に満ちています。そして嫁に行く女性の覚悟のようなものが感じられます。
永井路子さんの訳に(帰するが如く嫁ぐ)とあります。
嫁に行く女性が{私の生れた家は好きなあなたの家です。私を育ててくれた親の家から、本当の私の家に帰ります。}
そして迎え入れる一族が、よく帰ってきたと迎え入れると云うのはどうでしょうか?
古代中国では、女性は15歳から20歳頃まで、旧暦2月ちょうど桃の花の咲くころ、結婚するのが良いとされていました。
【2011/01/21 20:43】 | 未分類
イチノミヤンナイト4夜
DSC02226.jpg 人面桃花
日本海側の地方では大雪が続き、すでに40人以上の人が雪の事故で亡くなっているそうです。
一宮町は、その反面、雨も雪も降らず乾燥しきって、午後からは冷たい風ばかりが吹いています。
私の花桃園では2月末ごろから古代桃が咲き始めます。
美しい女性の夢でも見ながら、こたつの中で、春が来るのをじっと待ちましょう。
  春の苑 紅にほふ 桃の花 下照る道に 出で立つおとめ   万葉集 大伴家持
中唐の詩 人面桃花 にも似たような雰囲気があります。
  去年今日此門中  人面桃花相映紅  人面桃花祇今何処去  桃花依旧笑春風
  去年の今日、私はこの家の門の中にいました。あの人の顔と桃の花が互いに引き立て合って、美しかった。
  あの人は今どこへ行ってしまったのでしょう
  桃の花だけが、去年と変わらずに、春風に微笑みかけているというのに
桃の花と女性は、たがいに美しいという共通点だけではないように思えます。
それは桃という文字に表れていると思います。
木へんに兆、兆は分化、分裂して増えていく様をいい、兆しをも意味します。
それは女性が妊娠し、家族が増え、一族が繁栄することを表していると云われています。 
明日は女性の結婚のお祝のうたを紹介しましょう。
【2011/01/20 09:40】 | 未分類
イチノミアンナイトー3夜
DSC02224.jpg 桃の木で作った剣
一宮町は四方山に囲まれています。
西は南アルプス、日本で二番目に高い山、北岳が頭を覗かしています。
東には中里介山の大菩薩峠を囲む山々、
北には金峰山の白い峰を中心に奥秩父の山々、
南には御坂山系の向こうに、富士の山、という具合です。
盆地も盆地、3000メーターの山脈に囲まれた盆地、日本一の景色といっても、過言ではないでしょう。
この一宮町は桃の縁で、中国山東省、肥城市と姉妹都市になっています。
この肥城には陶山という山があり、その山中には72もの洞穴があり、それぞれの穴に妖怪、悪鬼が住み、村人を脅して、食糧やいろいろの物をせしめていました。
時には村を昼間でも真っ暗にして毒気で覆ったりして、村人を困らせていました。
そこへ二人の兄弟神、ウツルイとシンダです。
肥城の桃の木で作った棒を用いて、かく洞穴を回り、たちまちにして鬼どもを退治してしまいました。
しかし、鬼はすぐ息を吹き返し、村人を困らせます。
そこで二人の兄弟神は、二度と鬼が息を吹き返さないように、特別な方法で、桃の木から作った剣を村人らに渡しました。
鬼や妖怪はそれ以後現れませんでした。
このとき以来、桃の木で作った物は、魔除けや、災いを鎮める力があるという言い伝えが生まれました。
そして二人の神様は、門を守る神として、中国のお正月に、門に飾られます。
これを(桃符)といって、3000年もたった現在でも行われています。不思議ですね。


【2011/01/18 19:36】 | 未分類
イチノミアンナイト2夜
守門神将(ウツルイとシンダ)> 守門神将(ウツルイとシンダ)
裏庭の方で何かが落ちる音がしましたね。
あれは欅の枯れ枝が落ちる音です。
時には腕ぐらいの太さの枝が風にあおられて落ちることもあります。
冬の風はきついですからね。
では話の続きをしましょう。
肥族は新天地を求めて東の海の彼方から黄河流域に移り住み肥子国を作りました。現在の肥城市です。
移住するとき、度朔山(ニュウギニア島と云われています。)から大きな桃の木も移されました。
その木は成長して、3000里四方もありました。
その木の上には、やはり度朔山からやってきた二人の神様が、北東の鬼門を見張っていました。
その神様は兄弟で、ウツルイとシンダという名前でした。
二人は鬼門から入ってくる鬼を、葦の縄で縛り、桃の枝の弓と葦の矢で射て、自分の飼っている虎に食わしてしまいました。
現在でも、初もうでの時に売っている破魔矢は、その名残とも言われています。
はるか彼方の黄河流域の伝説が、三千年経て日本に生きているのは、不思議な気がしますね。
その後も二人の神様は肥子国のため活躍しますが、それは又明日の夜にお話ししましょう。
【2011/01/17 10:19】 | 未分類
イチノミヤンナイトー一宮千夜一夜
樹齢300年の欅 樹齢300年の欅
一宮町は日本一の桃の産地です。
だから桃の話からしましょう。
一宮の冬の夜は寒い。
日本海の吹雪は、中部の山々に遮られ、雪を運んだ冷たい風だけが、3000メーターの山から吹き下ろします。
甲州のカラッ風です。
澄み切った夜空に、宝石を散りばめたように星が瞬きます。
深夜に流れ星が糸を引きます。樹齢300年の欅の木が風に唸ります。
そんな夜に、あなたと炬燵に足を入れ、桃の神様の話をしましょう。
それは3000年以上前の中国の話です。
まだ人間の社会と悪魔の世界がはっきり区分けされていた時代のことです。
悪魔は人間の社会に、悪魔専用の入り口から侵入してきます。
それは鬼門と呼ばれ、人間社会の北東の方向にありました。
現代でも、悪魔はそこから入ってきます。ご用心;ご用心;
いまからのお話は、その鬼門に陣取って悪魔を退治する二人の兄弟の神様の物語です。
ところは中国、山東省、肥城。
炬燵の中はあったくて、幸せですね、まあミカンでも、お一つどうぞ;
【2011/01/16 11:50】 | 未分類
山梨・一宮発 花咲かジジイの花桃日記


『花桃』に人生を懸けた、花咲かジジイの花桃作り日記です。山梨・一宮で日本一の花桃園を作っております。

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生涯現役の園主です。
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